代表ブログ

2017年2月8日|カテゴリー「豆知識
image1
当事務所のホームページにも、行政書士は「街の法律家」と記載しております。
法律を取扱う者として、その点については特に疑問はございません。
しかしながら、少し抽象的な表現では?という御意見もあるかと思います。

法律家というと、まずは「弁護士」さんをイメージされるのではないでしょうか?
もちろん、それは正解です。
弁護士さんはあらゆる法律相談を受任することが可能です。

ただ、実際に弁護士さんに相談をするような出来事が人生のうちに何回あるでしょうか。
逆に言うと、大きな訴訟に発展するトラブルに巻き込まれることがそうそう身近にあるのか・・・。

少なくとも私は、これまでの35年間で個人的に訴訟をしたことはございません。
ちなみに調停は経験がございますが、それも一般的には稀な経験かと考えます。

一方で、ちょっとしたトラブル(=これって法的にはどうなの?)という事案はオン・オフ問わず身近にありますよね。

そんな時、皆様は誰に相談をされますか?

私は、しばしば某オークションサイトに洋服等を出品いたしますが、顔の見えないネット上のお取り引きになるため、当然、ちょっとしたトラブルが生じることがあります。

そして、相手方(=落札者)からよく言われるセリフの代名詞が、「出るとこ出てもいいんですよ!」です。

「出るとこ」とは、もちろん裁判所を指しているのだと思いますが、「出てもいい」という覚悟と知識・経験を本当にお持ちかどうかは、かなり疑わしい部分です。

そのような小さな事案ごとに弁護士さんへ相談していては、費用等を考えると結果的に大損してしまいます。
相手にしてもらえるかどうかもわかりません。

では、いよいよ「行政書士」の出番かというと、そうでもありません・・・。
行政書士は、「紛争性」のある案件については法律事務を扱うことはできないからです。

上述したような少額な争いの場合、簡易裁判所が管轄となりますので、私であれば「(法務大臣の認定を受けた)司法書士」さんに相談するでしょう。
※紛争の目的の価額が140万円を超えない場合に限ります。

最近では、某大手事務所を中心に「過払い金の請求」でCMでもお馴染みですね(^ ^)

??行政書士はいつ登場するの??

キーワードは「予防法務」です。

予防法務については、ネット上でも長々と書かれているので、ここでは割愛いたしますが、要は将来の紛争を未然に防ぐために、予め確実な手立てを打っておくということです。

訴訟が大好きといったアメリカ的な発想の方でもなければ、大抵はトラブルを回避したいものではないでしょうか?

そのためには何をすれば良いのか?

前置きが長くなりましたが、そこでようやく「行政書士」が登場いたします。

行政書士は、その名のとおり「書士」であり、法的な文書作成のプロであります。

例として、「契約書」であればトラブルが発生しないような不備のない文書を作成すべきであり、仮に訴訟へ発展したとしても、勝訴できるような準備を講じておけば良いのではないでしょうか。
相続に係る「遺産分割協議書」についても同様です。

まだ紛争が発生していない段階で、きちんとした合意形成が書面でなされていれば、トラブルが生じるケースも少なく、安心して生活することが可能です。
何か法的な効果を伴う行為をされる際に、事前に行政書士を頼っていただければ、その一助となることができます。

「街の法律家」とはそのような意味合いであると、私は理解しています。

端的に申し上げると、紛争は「弁護士」又は「司法書士」、紛争は「行政書士」といった感じでしょうか。

いずれにしても、行政書士は官公署への専門的な書類の提出だけを行っているわけではございません。

「業際問題」が厳しく問われる世界ですのでこの辺で終了しますが、行政書士も法律家としてお役に立てる場合が多々あります。
 
 是非、御活用くださいませm(_ _)m
2017年1月30日|カテゴリー「日記
FullSizeRender
私は、大学卒業後に国家公務員試験を受けまして、法務局から内定を頂きました。
元々、法学部出身ではなかったため、法律は未知の世界でしたが、民法に触れた途端、あっという間にその魅力に引き寄せられました。

そして、2年ほど勤務した時に、何か法律に関連する資格はないのか?と探して出会ったのが「行政書士」でした。

私の場合は、「ユーキャン」を教材として勉強しました。

You can…

これで本当に大丈夫なの?

結果的に大丈夫でした。

7月頃から帰宅後に毎日3時間ほど勉強。
それを11月までコツコツ続けた結果、無事、合格できました。
その年の合格率は確か7〜8%位だったかと。

ただ、あくまでも趣味で取得した資格であったため、10年ほど放置・・・。

昨年、ふと思い出し、本格的に動くこととなりました。

でも何から始めれば良いのか・・・。

とりあえず、茨城県行政書士会へ登録の申請を行いましたが、認定されるまでに1カ月以上はかかるということで、その間に行うべきことを色々と模索しました。

まずは何でも形から入る性分であるため、事務所のロゴ製作に着手。
コンペ形式でデザインを募集しまして、現在の素晴らしすぎるロゴに決まりましたw

続いて、ホームページの作成。
現在もお世話になっている、石岡市の「広報企画社」様との出会いにより、エッジの効いたホームページが完成しました!
感謝です(^ ^)

その間に、事務所の監査。
お二人の先生がいらっしゃり、御指導を頂きました。

その後は、ホームページに掲載する原稿を書いたり、得意分野を絞ったりの作業であっという間に時間が過ぎ・・・。
昨年末に、ようやく認定を知らせる電話が鳴りました。

本年1月21日(土)に静かに開業。
地元商工会への入会手続や、税務署への開業届も行い、行政書士事務所としての形は整いました。
ちなみに、私の場合、事務所は「使用貸借契約」により借りています。

そして、本日。
「行政書士登録証交付式」へ行って参りました。
宣誓書を読み上げ、賞状、職印及び徽章を受領し、会長から貴重な講話も頂きました。

ようやく、「やる気スイッチ」が入りました。
新たな職である「士業」に人生を賭けてみるつもりですので、御依頼をお待ちしております。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m
2017年1月25日|カテゴリー「豆知識
本日からブログを更新していきたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
まだスタンスがきちんと定まっておりませんが、なるべく身近で為になるテーマを取り上げていく予定です。

初回のテーマは、法の入り口でもある「文書」です。
その中でも、お仕事上でよく使う「ビジネス文書」に焦点を当てたいと思います。

まずは簡単な例題です。

・宜しくお願いいたします。
・よろしくお願い致します。
・宜しくお願い致します。

定型でよく使われるフレーズですよね。

しかしながら、いずれも不備のある記載です。

・よろしくお願いいたします。

が、正解となります。

なぜ?

結論を簡単に言いますと、日本では、平仮名で記載すべき文字と漢字で記載すべき文字が細かく決まっているからです。

公務員や法務系の仕事に従事していると当たり前のようにも感じますが、同業者様のホームページを拝見しても、これがまたどうして・・・乱れておりますね。

では、続いての例題です。

・御(お、おん又はご)+単語

こちらも身近な「接頭語」でありながら、平仮名で記載すべきか漢字で記載すべきか、よく考えると迷いませんか?

明確なルールがございますので、御安心ください。

1.”お”と読む場合:平仮名で記載します。  
  例:)お願い、お礼

2.”おん”と読む場合:漢字で記載します。 
  例:)御中、御礼

3.”ご”と読む場合:接続する単語が漢字の場合は漢字で、平仮名の場合は平仮名で記載します。
  例:)ごあいさつ(「あいさつ」自体が平仮名表記です。)、御案内

以下、よく使うフレーズを記載します。

・して下さい。 → してください。

・して頂けますか? → していただけますか?

・挨拶 → あいさつ

・予め → あらかじめ

・但し → ただし

・又、 → また、(ただし、A又はBの場合は、漢字表記となります。)


いかがでしょうか?

どんなに内容がSo cool!であっても、そもそもの日本語表記が間違っていると、社会人としては・・・というお話でした。

日本語は本当に奥が深いものですね〜。

是非、参考になさってくださいませm(_ _)m