本日からブログを更新していきたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
まだスタンスがきちんと定まっておりませんが、なるべく身近で為になるテーマを取り上げていく予定です。
初回のテーマは、法の入り口でもある「文書」です。
その中でも、お仕事上でよく使う「ビジネス文書」に焦点を当てたいと思います。
まずは簡単な例題です。
・宜しくお願いいたします。
・よろしくお願い致します。
・宜しくお願い致します。
定型でよく使われるフレーズですよね。
しかしながら、いずれも不備のある記載です。
・よろしくお願いいたします。
が、正解となります。
なぜ?
結論を簡単に言いますと、日本では、平仮名で記載すべき文字と漢字で記載すべき文字が細かく決まっているからです。
公務員や法務系の仕事に従事していると当たり前のようにも感じますが、同業者様のホームページを拝見しても、これがまたどうして・・・乱れておりますね。
では、続いての例題です。
・御(お、おん又はご)+単語
こちらも身近な「接頭語」でありながら、平仮名で記載すべきか漢字で記載すべきか、よく考えると迷いませんか?
明確なルールがございますので、御安心ください。
1.”お”と読む場合:平仮名で記載します。
例:)お願い、お礼
2.”おん”と読む場合:漢字で記載します。
例:)御中、御礼
3.”ご”と読む場合:接続する単語が漢字の場合は漢字で、平仮名の場合は平仮名で記載します。
例:)ごあいさつ(「あいさつ」自体が平仮名表記です。)、御案内
以下、よく使うフレーズを記載します。
・して下さい。 → してください。
・して頂けますか? → していただけますか?
・挨拶 → あいさつ
・予め → あらかじめ
・但し → ただし
・又、 → また、(ただし、A又はBの場合は、漢字表記となります。)
いかがでしょうか?
どんなに内容がSo cool!であっても、そもそもの日本語表記が間違っていると、社会人としては・・・というお話でした。
日本語は本当に奥が深いものですね〜。
是非、参考になさってくださいませm(_ _)m